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・・・・・長い間F&Cの身近な情報源であったF&C−NETが8月7日閉局することになりました(T_T)
知らない方のために補足しておきますと、F&CーNET(03-3365-1251)は、3回線24時間運営されていた、エフアンドシー株式会社が運営する無料草の根ネットです。
一時期、まだ名前がIDS−NETだった頃の96年12月(Xfer Vol.13参照のこと)にも閉局の話が起こり、ほぼ決定事項であったところ、様々な事情で覆され、社名がF&Cに変わってからもF&C−NETの名前で今までどおり存続していました。
しかし、今日、突然、閉局のお知らせが流れました。たった5行で理由の記載はなし・・・。とはいっても一度覆されたものをまた、行うということは相当の理由がきっと背景にあったのでしょう。残念です。
私が18禁ゲームに、いや、F&C(当時のアイデス)にのめりこんだのは、DOKiDOKiバケーションのよさにはまったこともさることながら、F&C−NETのカラーもありました。
それまでは、私は恥ずかしながら一切ゲームは買わず、全てを違法コピーで済ませていました。しかし、F&C−NETに入り、スタッフの方の書き込みや他の人の作品への想いを見てるとそれが非常に申し訳なくなり、正当なユーザーに生まれ変わったなんてこともありました。
今はあの頃の勢いがなくなってますが、;c_talk(カクテルソフトに関係する話題のボード)での書き込みの応酬・・・楽しかったな・・・
(私が発起したF&C talk メーリングリストの理想は、あの活発だった頃の;c_talkをインターネット上に再現して維持したいというものでした)
F&C-NETに入ってなかったら、F&Cのソフトは出たらなにも考えずに買う!なんていう今の習慣は絶対につかなかっただろうと思います。
恐らく、サポートの実態がインターネットの普及により、ホームページに移り、それにより寂れはじめているF&C-NETの廃止をF&Cトップが決定したのではないかと思います。しかし、現在のF&Cホームページは残念ながら双方向性がほとんどなく、カタログ的に過ぎて、F&C-NETの持っていた魅力の部分を代わりに担うにはあまりに寂しすぎます(T^T)
(スタッフの匂いというのも感じられないですしね)
F&C−NETを単なるサポートの場であるとF&Cは考えていたのでしょうか?
ファンが集い、そしてスタッフがそれに応える、そういうコミュニティがいかにファンにとって、そして、F&C自身のマーケティング的にも重要であったかがわかっていかなかったのでしょうか?
それはかけがいのない、ただ唯一のものであったはずではないでしょうか?
せめて規模を縮小して運営を維持する、WWW上に代替サービスを作る、などの方法をとってもらえたら嬉しかったな。
F&C−NETは、私のネットワーカーとしての基礎を培ってくれたところでもあり、思い出深い場所です。そして、F&Cファン同盟の原点でもあります。
最近は、私もインターネット上での活動に殆どを移し、アクセス自体かなり減っていたのですが、ここがなくなるというのは帰る家がなくなってしまうような、そんな強い悲しみを感じます。
哀しいです。